猫の手も借したい

暇を極めた時に更新します

MacBook AIr 2020 を購入した話

数万年ぶりの更新です。久々すぎて日本語が書けないかもしれない。

このブログは意図せずめちゃめちゃニッチなことを書いていて、特定の内容で検索するとここくらいしか情報がないみたいなことがあるっぽくそれなりのアクセスを頂いています。趣味がニッチすぎんだよな。
それで自分で検索しても自分のブログが上位にでてきたりしてうーんそれ書いたの私だから知ってんだよな...となることも時々あるんですけど。

ということで全然書いてないのに毎月めっちゃアクセスがあってなんか申し訳ねえみたいな気持ちがあります。(じゃあ更新しろ)

気が向いたら画像を足します。

MacBook Air 2020 を購入した

買いました。ずっと避けてきたMacですが、ついに買ってしまいました。
一応ちゃんとした理由はあります。

Macを購入した理由

大雑把に言うとこれらの理由です。

  • 今後仕事でMacを使うから
  • 新型Airの性能がかなりいいラインで、かついうほど高くないから

私は21卒の学生ですが、ありがたいことに2019年後半くらいの時点で既に就職先を見つけていました。
一応当時は「採用する気は満々だけどほんとにうちでいいのか考えてね」ということで内々定という形で、その後エンジニアとしての業務をしばらく経験してから気持ちが変わらなかったら採用という感じだったので正式に内定を頂いたのは2020年に入ってからです。
ずっとバイトを続けてたIT系の都内のベンチャーで働くことになり、今後社会人としてエンジニア業をやっていく上での責任というのをずっと考えながら生活していました。

これまで私は好んでLinux環境を開発環境に採用してきていて、バイト中でも自分の好みでBYODで持ち込んでいるArchLinuxのマシンで業務をしていました。
ただ正直安定性には欠けていて頻繁にXがフリーズして再起動みたいなことはやってました。その気になればまあ安定させることもできるとは思いますが、
公式サポートあるわけでもないことやLinuxの特性から安定して安定する環環境を維持することはかなり大変です。(安定して安定させるって頭痛が痛い)

この会社では基本的にMacBook Proをを支給しており、当然社内の環境も知見もMacが前提です。
開発環境の選択は自由で、自分の好みを持ち込むことも許されていますが社会人として安定しない環境を持ち込んでそれに振り回されるのはどうなんだというのがありました。
当然んなもん自己責任ですが、仕事をする上ではそれが自己だけの責任で済むかは重要です。

この考えがあって入社後は社内でデファクトであるMacでの開発を行うつもりでいます。
でも入社してから初Macでなんもわかりません!はどうか思うので、プライベートの開発環境をはやめにMacに移行してしまいいろいろ慣れておこうということです。

また、最近でた最新型のMacBook Airは第10世代Core i搭載でRAM 16GBが選択でき、それでいて10万円からと普通に高すぎない値段でApple製品への抵抗が薄れたのがあります。 就活中はメンタル死んでて就職活動以外に金を一切使わなかったので、それなりに金銭に余裕があったんですよね。

MacBook Air 2020を買ってみて

構成

CTOで、次の構成にしました。
最近は開発環境をクラウドGCP)に置く用にしていてそこにsshしているのでそんなにローカルの性能はいらないんですが、まあ盛っちゃうのがオタクのサガだよね。

  • Core i7 4コア (最上位)
  • RAM 16GB
  • SSD 512GB
  • US配列
  • ゴールド

SSD以外は最上位構成です。これで保証込み20万くらい。

Apple製品ってハードウェア性能の割にバカ高くてリンゴマークに何万かかるんだろうなという印象があったんですが、 この構成で20万なら別に言うほど高くはないですよね、結構いいいと思う。

これまで使っていたThinkpad X1 Yoga 3rdが似たような構成で24万くらいだったの思うとだいぶアリです。

とりあえず触ってみて

UI/UXで慣れないというのはありますがだいぶ違和感なく馴染めました。
もともとバイト先でも一切MacBook Proを使わないわけではないので最低限扱えますが、それでもここまスッと入ってくるのはすごいと思う。

私がLinuxユーザなのもあって、同じUnixの文化を持つMacはかなり扱いやすいです。
lsとかの基本コマンドがGNU Coreutilsじゃないのもあって「あのオプションが使えない...」みたいな引っ掛かりはありましたが、 まあCoreutils入れればいいだけの話だよね。

MacBook Airって性能を捨てたモバイルノートってイメージだったんですが、さすが乗ってるプロセッサが優秀で普通に開発マシンとして不満ないです。
まあいうほど軽くもねえなという重量にはなってますが、別に重いともおもわないし。

Dockerなんかはvolumesがバカみたいに遅いとか、そういうストレスはやっぱりありますがうまいことチューニングして付き合っていけそう。 LinuxだとDockerのオーバーヘッドはゼロなので...

今はまあこんな感じのMac特有の知見を収集しつつ細かいところを手探りで試してる状況です。
気に入らないところを調整しようと思ってAppleScriptとかJXAを書いたりしてます。あまりに書きにくすぎるしドキュメントが役に立たなくてキレそうだけど。

それにMac特有でどうにもできないトラブルが出たときもGCPで開発すればいいだけだし、できるだけ今後はこっちに移行していきたいのでとりあえず大きな問題もなし。

今の所セコセコCLIとかターミナルとかを好みになるようにカスタマイズしたり、いい感じのアプリ無いかなあとApp Storeをスクロールしまくったりしています。

まとめ

まだ届いて数日なので全部を知り尽くしたわけではないですが、思ってたよりMacも悪くないなあという感想で落ち着いています。
私が何故Linuxを好きなのかというところは大体Unixの文化として共通だし、なによりLinuxでは動かないような商業ソフトが動くのはすごくありがたい。
また、想像以上に電源管理が優秀でArchLinuxの乗っていたThinkpadより長時間電源レスで作業できるし、OSとしての安定性も十分です。一回なんかクラッシュして電源落ちたけど。 あとはほんとに慣れの部分で使っていくうちに自分のほうがチューニングされそうなので、できるだけ長い時間使っていきたい。いやどのみち日中は常にPCいじってんだけど。

来年から社会人ということで、自分が大好きな会社だし大好きな仕事だし見える世界も広くなるし給料もいいしでとにかく楽しみなんですが、「社会人」という肩書だけがとにかく嫌で嫌で苦しい。社会人になりたくねえな。

オタクは"最低限"が苦手: 平成最後の振り返り編

今日で平成が最後なことを友人に言われて初めて気が付きました。 普段から元号なんて意識しないし、なんならUTCで生きてるくらいにはロケール周りに無関心なので危うく知らない間に時代が変わるところだった。

オタクは最低限が苦手

以前にこんな記事を書いた。

akkisino02.hatenablog.com

さすがに丸1年半くらい前の記事なのでいろいろと環境が変わり、中身はもちろんカバンも変わったのに相変わらず荷物が重い。 久しぶりに見つめ直してみました。

遷移

カバンは流行りの(?)ボックス型リュックに買い替えました。 普通のリュックはなんか見た目がやぼったくて好きじゃないのと、ポケットが小分けになっていても入れるものとマッチングしていなくて結局活用できないのでむしろ仕切りが無いほうがきれいに収まるんじゃないか?という理由で。

備考
Xiaomi Notebook Air Thinkpad X1Yoga 3rd 買い替えた
その電源アダプタ その電源アダプタ 65Wのやつを買った
HHKB PRO2 NiZ Plum 75 気分でコロコロ変えてる
T90chi iPad 6th 買い替えた
PCスタンド やめた
USBハブ やめた
SSD やめた
筆記用具 筆記用具 やめたい
長財布 長財布 壊れたので買い替えたい
折り畳み傘 折り畳み傘 大きい傘もちたくない
周辺機器まとめたポーチ 周辺機器まとめたポーチ 一時期バラバラ入れてた
スケッチブック 最近持ち歩くようになった
Switch 時々会社でゲームしてる

Thinkpad X1Yoga

2年次の終わり頃に買い替えました。 Core iシリーズ 8世代目の壁が大きかったことや、Dockerなどの仮想化環境で開発することが多くなってRAM 8GBでは苦しくなったことが大きな理由。

X1Yogaはテントモードなどでディスプレイを折り返してキーボード部分を隠すことができるので、外付けキーボードオタクとの相性が最高。 基本的にテントモードで使っています。 ハードウェアが特殊な都合で(LTEモジュール積んだりもした)しばらくWindowsで使ってましたが、やっぱり耐えられなかったので今はManjaro + GNOMEがメイン環境になってます。

この話はそのうち記事にしたい(もう半年近く使ったけど)

キーボード

最近は周辺機器を無線で揃えてしまうことの便利さを知ってしまい、もっぱらBTキーボードを使っています。 学校だったり会社だったり家だったりで一日にいろいろな場所で使うのでいちいちケーブルを指したり抜いたりしなくていいのはとても楽。

そういう理由でHHKB Pro2を自宅専用にし、しばらくはMINILA Airを使っていました。

akkisino02.hatenablog.com

その後は自作キーボードを制作して使ってたりしましたが(これも記事にしたい)、最終的にはNizのPlum 75を使っています。 CherryMX互換の軸で静電容量、しかもフルプログラマブルという面白いキーボードなのでこれもまた記事にしたい。

iPad 6th

T90Chiを持ち歩いていた理由が主に「電子版の教科書」「ノート取り」だったので、iPadで完全に置き換えられます。 たまたまドンキで新品が安売りしていたので衝動買い、結果としては買って正解でした。

Windows 10タブレットは結構タブレットとして使うのに向いていないと思っていて、アプリの起動までの煩わしさやその種類の少なさが問題として挙げられます。 対してiPadではアプリの豊富さにかけては心配がないし、Apple Pencilの品質も心配なさそうです。

会社にいる間にスリープを切ってSlackを常時表示させておくとかにも使ってます。

これも記事にしたい。

スケッチブック

アプリケーションを設計するときに、クラス図を書いたりE-R図を書いたりしてイメージを固めるのに便利なので常に持っています。 スケッチブックなのは単純にイラスト文芸部時代のがたくさん余ってるから。

PCスタンド

前述の通りThinkpadのテントモードで置き換えられるので持ち運ぶのをやめました。 というかスタンド使ってたらYogaを買った意味がない。

その他やめたもの

別になくても困らないかなとなった。乙女心は移ろいゆく。

長財布

日記: チャックが壊れました。 財布を締めようとしたときにチャックに指を挟んだ(?)っぽくスパッと切ってしまったので買い替えたいですまる


最後に記事を書いたのがかなり前の割には記事にしたいストックが多い、思いついた時点で書けとなっている。

軽くなったの?

いやまったくならんが。

量ったこと無いけどだいたい4kgくらいかなあ...

正直、持ち歩くものを減らさない限り軽くするのは無理なんじゃないかと思います。 特に重いのがPCとキーボードなので、これらは無いと授業もバイトもできないし…

最近は重量を諦めて、いかにカバンの空間を効率よく使うかを悩んでます。 インナーバッグを入れてますが、周辺機器には小物が多いので結局バラバラ下に溜まって膨らみがち。 縦方向にスタックできるカバンが欲しいのですがカメラバッグでは容積が足りないしうーん…という感じ。

そろそろカバンも買い替えたいので(だいたい1年ごとに買い替えたくなる)いろいろ検討中。

令和に向けて

専門3年生なのでそろそろ就活が始まります。しんどい。 今はベンチャーでバイトしていて、インターンもさせてもらえることになってるのでこのままここで働かせて貰えばなあという機運。

思い返せばここ一年ろくなことをしていないので令和時代でこそは最低限人間になりたいです。

臓器移植手術をしました。キーボードの。

久々にブログに書くネタができました。
意味わからん壊れ方をしたキーボードを自前で修理した話です。

2018年で一番のネタな気がします。

キーボードが壊れた

自宅ではHHKB Pro2 無刻印 墨 US配列を、外ではMINILA Air 黒軸 US配列を持ち歩いて使っています。

特にこのMINILA Airは学校やバイト先で常に使用しているキーボードで、非常に重要な役目を担っています。

ことのはじまり

ついに自作キーボードに手を出しました。
9月の半ばにパーツを注文し、徐々に手元に届いてきています。
そのうちの一つ、キートップが10日の夕方に届きました。

制作するキーボードはXD75というモデルのもので、75個の格子配列が特徴のキーボードです。

今回はすべてのキーキャップをクリアにしたいという欲があり、AliExpressでそれを満たせる商品を探していたところ、104キーで1000円ちょっと、というものがありました。

通常のキーボード用104キーでは格子配列に使えるキートップが足りないので、2セットで合わせて208キー注文して、個人輸入することにしたのです。

それが昨日、届いたというわけです。

きせかえパーティ

数を確認したところ自作キーボードに優先的にキーを回してもギリギリMINILA Airにも回せるだけ余ることが判明(確認せずに購入していた)。

季節も秋になったことだし衣替えの時期ですのでMINILA Airくんもドレスアップを変更することにしました。

購入したキートップの質が結構よくて、あれこれ着せ替えてああでもないこうでもないしていたのですが、最終的に落ち着いた形に戻そうと一度分解していたときに悲劇が起きました。

意味がわからん(わからん)

えぇ...?

キースイッチの内部がキートップごと引っこ抜けました。 やけに固くて抜けにくいなあと思って思いっきり引っ張ったらこれです。なんで?

CherryMXスイッチはその構造上、内部の軸を外から収めることができない形になっています(というか、抜けたりしないためにそういう形になっているはずなんですが)。

とにかく、抜けてしまったものはしょうがないのでなんとかしなければなりません。

明日もバイト

この時点で日付が変わる少し前ですが翌日もバイトがあるのでキーボードが必要です。

会社で使うPCはMacbookProなのですが、私はMacbookProのキーボードに親を殺されたのでこいつがないと仕事になりません。

急ぎ、なんとかして使えるようにする必要が出てしまいました。

余談

突然の意味不明な自体にパニクってた上に頭が弱いのでこの時点では気づかなかったのですが、私はこのキーを一切使いません

本来はCtrlがある位置ですが、A左隣りのCAPSロックを殺してCtrlと入れ替えています。

そもそもHHKBにはここにキーは存在しないうえ、手が小さいのでこんな叩きにくい位置にあるこのキーを使うことは確実に無いのです。

つまり慌てて修理する必要もなく、次の日のバイトにはなんの影響も与えなかったはずなのですが、全く気づきませんでした。アホ。

修理開始

CherryMXのスイッチは上半分と下半分を分離することができます。
フタを開けて中身を詰めてから閉め直せば通常通りもとに戻せることがわかっていました。

ただし、フタを保持している4本のツメが表面に見えているプレートの下に埋まっているので分解しなければなりません。

分解

なんだかMINILA Airくんはずいぶんと分解しやすい構造をしている気がします。

ネジは2本だけでツメが7箇所ひっかかって止まっているだけですし、キーボード基盤とマイコンの接続はピンとヘッダを差し込むタイプの接続だったので分解時にケーブルをうっかりちぎってしまう心配もありません。

1つだけ引っかかる点があるとすればネジがトルクス10の特殊ネジなので簡単には開けられないことくらいですが、オタクの部屋には何故か精密ドライバーの10本や20本くらい平気で転がっているので問題なしです。

横着

プレートと基盤の間の隙間にツメが見えます。
4箇所ツメを押し上げつつフタを外せばきれいに開くはずです。

ただ、さすがにキースイッチがハマったままではギリギリマイナスドライバーが届くくらいの隙間しかなく難航していました。
思えばここでおとなしく一度スイッチのハンダを吸い取って分離すべきだったと思うのですが、頭が弱いので強引にグリグリドライバーをねじ込んでみました。

パキッ

最初マジでフタの開いた音かと思ったけど全くそんなことはなかった。
ついに開いたかと思って引っ張ったらキースイッチそのものがグラグラしてて30秒位カワウソみたいな顔になった。

キースイッチの電極が折れた

手前が問題の黒軸、奥側が正常なMX軸です。電極が1ピン足りてないのが解ると思います。
少しくらい残っててくれればなんとかなったものを、根本からポキっと行きました。

もとはといえばどれもこれも全部CAPSロックキーのせいです。なぜ現代では使いもしないのにあんな位置に陣取っているのか。
タイプライター時代はキーが重かったからアッパーケースで固定するためのものだった〜などの話を聞きましたが、知るかバカという感じです。

決して私が横着をしたから作業をミスったわけではありません。決して。

R.I.P. 黒軸

キースイッチは物理回路なので、いくら中身を戻せようが電極が折れてしまった以上もう使い物になりません。天寿を全うしたことにしておきます。

さて、このポジションのキーが死んでしまったのでなにか変わりのスイッチを設置しておかないといけないのですが(別に使わないのでいけなくないことにまだ気づいていない)、あいにく手元にあるスイッチは秋葉原に行ったときに謎のテンションで購入した起爆ボタンみたいな赤い押しボタンだけです。

これでも物理的な仕組みは同じなので動かないことはないのですがなんか芸がないので論外です。

犠牲となったのだ

ここでふと、クラスメートから誕生日プレゼントとして頂いたキースイッチのキーホルダーを思い出しました。カチャカチャ押して遊ぶやつです。

そのスイッチ部分には青軸が使われており、特に専用の加工がしてあるわけでもなくそのままCherryMXスイッチが入ってるだけなのでマジで基盤に実装することができます。

しかし、流石に誕生日プレゼントとして人様に頂いたものを組み込むのはどうなのかだろうか...と悩みましたがスペアのスイッチが無い以上背に腹は変えられず(なくても困らないことにまだ気づいていない)、申し訳ないと思いながらもMINILA Airくんの一部として生きていくことを求めたのです。

なんかアニメとかで「俺はこれからもお前の中で生き続ける」みたいなのあるよね。

臓器移植

ここからは簡単です。
あるべき場所から黒軸が外されてぽっかり開いた穴に青軸をはんだ付けするだけです。

同じCherryMXスイッチなので規格の違いもなくきれいに収まりました。

このあと動作確認も問題なかったのでキーボード本体を組み込み直して完成です。

こうして、左下Ctrlの位置だけ青軸のオリジナルカスタムMINILA Airくんが出来上がったのでした。

罪悪感

さすがの私でも罪悪を感じています。
私が喜ぶだろうと思って選んでくれたプレゼントをこのような形で使ってしまい非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

いま考えてみればこんな全く使わない位置のキーにわざわざ組み込まれて(ここでついに別に今治さなくても困らなかったことに気づく)、マジで申し訳ないと思っています。

じゃあEscにするか

組み込み直したあとで考えが変わるのは私の悪い癖ですが、割といつものことなので気にしないことにします。人生ポジティブに行こう。

私はVimに魂を売り渡したEmacsianなので、Escキーは非常に多用します。

せめて、こちらのキーに組み込んだほうが使用頻度も多くせっかくのプレゼントを無為にしないのではないかと考えスワップすることにしました。

また分解して、Escの位置の黒軸と先程組み込んだ青軸のハンダを吸い取り外し、入れ替えてまたはんだ付け。

こうしてインサートモードから抜けるときだけに軽快なタクト音が響くMINILA Airくんが完成したのでした。めでたしめでたし。

おわりに

近いうちにCherryMXの青軸を入手してキーホルダーに埋め込むことにします。
例の黒軸くんは物理スイッチとして機能しなくなっただけで、押して遊ぶ分にはなんの問題もないので今代わりにキーホルダーに収まっています。

クラスメート氏、次の登校日一番で土下座しに行くので許してください...

P.S. MINILA Airマジでおすすめだけど最近Amazonの在庫やばめなので早めの購入をおすすめします。

www.amazon.co.jp

Xiaomi Mi Max2を修理した

そういえば応用情報受かってました。皆様からの心温まるお祝いをお待ちしております。

なにもしてないのにこわれた

購入してから2ヶ月ほどしか使っていないMi Max2くんのLCDイカれました。
症状は、

  • 焼付き
  • 走査線

です。

デバッグモードからレンダリング更新を可視化してチェックなどしたところ、ソフトウェア側の問題でないことは確認できました。
最近ツイてなさすぎて現実が受け入れられなかったので何度もばらして組み直してを繰り返したのですが、改善しないため液晶かグラフィック系統の故障のようです。

グラフィック系統が死んでた場合は手に負えないので買い換えるしかないのですが、液晶側であればパネルをとっかえてやれば治る可能性があります。

パネルの修理

30USDほどのパネルを中国から輸入しました。到着まで一週間ほど。

届いたので修理にかかります。

Mi Max2はパネルが樹脂系のテープで貼られているので普通にヒートガンで剥がすことができます。 パネルを付け替えるだけでいいiPhoneなどより修理難易度は高めですが、そこまで大変でもありません。

ただしこの機種はフレキケーブルがメインパーツの細い穴から中に回っているため先に外さないとコネクタを破損してしまう可能性が高いのです。
また、そのコネクタにアクセスするためにマザーボードを外す必要があります。ダルい。

ちなみに外装ネジは下部に星ネジ、内装は普通に精密+ネジのみでした。

左が新パネル

外装を剥がしたところ 外装側のフレキは指紋センサ

マザーまで剥がしきったところ 画像左下のフレキが液晶から回っている

あとはさくっとフレキを通して組み直すだけ

無事直りました。

二次災害

言い訳するわけではないのですが、最近非常に体調が良くなく今日も豪雨からくる偏頭痛で20時間寝込んでいたところです。

そんな体調のときにこんな精密なことができるわけがなく、当然やらかしました。

よりによって新品のパネルの方を割った

上のほうに亀裂がはいってます。見えにくいのですが表示部にも軽くかかっています。

フロントスピーカーのためのメッシュが内側に貼ってあるのですが、これは購入したパネルについてこなかったのでもとのパネルより移植しています。

そのメッシュを貼り付けるときにちょっと強く押したらパリって聞こえたのですが一体何の音だったのでしょうか。
その後はもう目をつぶって何も見ないで組み込んで、完成後に目を開けたら割れていたので迷宮入りです。

ちなみに動作には一切問題なく、無事修理成功です。

まとめ

疲労時には精密な作業はしないようにしましょう。

当初は樹脂系接着剤で貼り付ける予定でしたが割ってしまったものはしょうがないので両面テープで軽く固定しました。
金に余裕ができたら新しいパネルを買ってまたリペアします。

試験前の自己分析

うちの学校一般的な大学と時期がズレまくっているのでそろそろ試験があります。

 

今回の試験科目

Java

・DB

・ネットワーク

応用情報技術者対策

 

Java

一切不安がないので対策しないことにした。

 

 

DB

どうやら半分以上座学っぽい。  

SQLの歴史やDB周りの用語、データモデルの種類やMySQLの仕様が範囲。  

 

私は座学教科が極端に苦手なので、真面目に対策しないと厳しいです。  

内容の理解は得意なのですが、用語が覚えられません。アレだよアレ、ってやつ。

 

また、残り半分がSQL文の筆記でした。初歩な操作はできますが、主キーの設定だったり外部キーの設定だったりはちょっと確認しないとまずい。

 

 

ネットワーク

基本情報の範囲と、ちょっと応用情報に噛んだくらい。  

基本情報は持ってるしそこまで苦手な意識はないのですが、こっちもある程度用語を覚えなきゃいけなかったりするので多少はやらねば。

 

前回、OSI7階層参照モデルの各層に当てはまる物を"全て"選べという問題で"1つだけ"選べと勘違いして派手に点を落とすというやらかしをキメたので気を付けたい。

 

 

応用情報対策

キレたい。

 

1年生はまず10月に基本情報を受験し、その中で受かったごく一部の人間だけがあとから上級生クラスに編入しているので結構受けていない講義があります。  

そもそも教員がありえんほど無能で授業の体を成していないので、完全に自力で勉強してます。

 

一方、基本情報に落ちたクラスはペーパーテストをしないので出席率が高ければ高成績です。

それなのに私たち合格組はペーパーテストで厳密に成績を付けると言われると流石にキレ。

 

そもそも目標は春試験で合格なので可能な限りは勉強するけども。

 

 

 

まとめ

なんかただの愚痴になってしまった。

 

座学に弱い自覚があるので時間を取って頑張ります。主にDB。

Linuxサーバにブラウザからssh接続できる"KeyBox"を試した

うちの学校は(というかどこの学校もだろうが)プロキシが間に入ります。しかもうちはよりにもよって80番と443番しか許可されていないので外部にsshができません。情報系学科やぞ。
Corkscrewで443番のHTTPトンネルは試してみたのですが、接続してしばらくすると遮断されてしまいます。Delegateかなんかに阻まれてそう。

なのでブラウザ経由でsshアクセスのできるものを探していました。

KeyBox

github.com

踏み台となるサーバにインストールしてHTTPSでブラウザからアクセスできるWebインターフェイスを持ちます。接続先の管理などもいい感じにやってくれて、公開鍵を自動で配置してくれたりするすげーやつです。

設定

Jdkmavenが必須です。
ビルド時環境変数JAVA_HOMEとM2_HOMEを設定しておく必要があります。

$ export JAVA_HOME="jdkのパス"
$ export M2_HOME="mavenのパス"
$ export PATH=$JAVA_HOME/bin:$M2_HOME/bin:$PATH

$ git clone https://github.com/skavanagh/KeyBox
$ cd KeyBox
$ mvn package jetty:run

あとはブラウザから:8443にアクセスして色々設定するだけです。
f:id:akkisino02:20180129222945p:plain


ちょっと引っ掛かった点として、公開鍵を自動で配置してくれる都合で接続先登録時は一度パスワード認証を有効にする必要があるみたいです。
一個登録すればその接続先に公開鍵が配置されるので、それを手動でscpするなら秘密鍵認証のみでいいかも?
また、踏み台サーバー自身へのsshlocalhostでいけました(同じく一度パスワード認証を有効にする必要あり)。


結構レスポンスもよくて便利だしセキュアそうだしで好感なんですけど、結局自鯖SSL証明書無いのでそれが原因で学内のプロキシだかDelegateだかに弾かれました。無念。
証明書取得すれば解決するのかな。

断裁機なしでも自炊はできる

色々あって時間ができたので前から気になっていた書籍の自炊に挑戦しました。
自炊といえば断裁機やスキャナなど、初期投資が高い印象がありましたが実際やってみると結構安く抑えられます。

機材

  • Scan Snap S1300i


予算の都合でこれにしました。
上位モデルに比べると遅い、一度に10枚しか入らないなど下位モデルとしての制約がありますが、結論から言うと何も問題なかったです。
そらフラグシップモデルに慣れてる人に取っては遅くて面倒でたまらないのかもしれませんが、値段を考えるとかなり良い買い物でした。


ディスクカッターです。紙の束を挟んで一気にじゃこじゃこ切れます。
当初カッターだけでなんとか頑張ってましたが、結構辛いし時間がかかるし、手元が狂ってずれてしまったりと無理がありましたので購入しました。
場所の都合と、私がA4以上の本を飼うことはめったに無いのでこのサイズにしましたが、大は小を兼ねるので大きいのでもいいと思います。


購入したものはこれだけです。
その他、カッターとカッターマットを使います。

作業

今回の本は中学の頃に中古で購入した「たのしいRuby」の第二版です。
いまでも改訂が続いているようで、最新は第五版みたいですね。
かなり読みやすい上に深いところまで教えてくれるのでおすすめです。


初めてプログラミングに触れたときの技術書で思い入れがあるので永久保存することにしました。

本を分割

1. カバーを外して表紙を剥がす

厚紙の表紙、裏表紙をベリッといきます。私は境目をカッターで切ってから引き剥がしました。

2. ディスクカッターに入る厚みに分割

まずだいたい真ん中あたりを開き、その境目をカッターで軽く切りつけていきます。
この時、一気に切ろうとして力を入れると他のページにめり込んだりして失敗してしまいます。

軽く切るだけでも左右に開けてくるので、切る=>押して開く=>切る...と繰り返して行けばきれいに分割できました。


これを半分...その半分...その半分...と繰り返してディスクカッターに挟める厚み迄続けます。
別に厳密に10ページじゃなくて問題ないです。

3. ディスクカッターでバラす

あとは挟んでじゃこじゃこするだけですが、盤面のメモリが便利です。
このメモリの位置を覚えて合わせれば、ページによって幅が変わることを防げます。

この際、貧乏性を働かせてギリギリを狙って切り落とすと後々後悔します
ページ位置によってノリがついている深さが違うので、スキャンする際に二枚重なってしまいぐしゃっと飲み込まれてしまったりして泣く羽目になります。


また、ぴったり10枚で分けていないと刃が届かなくてどうしても切り落とし切れないことがありますが、
切れた分だけ左からスッと抜いて残りをまたじゃこじゃこすれば問題ありません。
じゃこじゃこ結構たのしい。


以上で本が一枚一枚の紙に分割できました。

スキャン

スキャン中の写真を撮り忘れたので別の本になりました。ゆるして。

縦向きだとどうしても切った幅でズレが出てきてしまうので横向きで通しました。
これだと絶対に幅は同じです。向きもScanSnapの設定でどうにでもできます。

コミックはファイン、技術書は字が多いのでスーパーファインで取り込みました。
カラーよりグレースケールのほうがスキャンが早いのでカラーページだけカラーで取り込み、他はグレースケールで取り込み、後から結合する方法で行きます。


S1300iは10枚までしか入らないとのことでしたが、減ったら上からそのまま足していっても全然問題ありませんし、入る分には多めに入れても不具合もありませんでした。むしろきっちり10枚で一回一回やっていたらすぐ読み終わってしまうので忙しいです。

画質を高めれば高めるほど時間がかかるのでそのへんは精査したほうがいいですが、スーパーファインだと給紙しつつパラパラ読みつつ...でやってると体感全然時間かかりません。
実際には途中でご飯食べたり出かけたりしたので具体的な時間はわかりませんが。

所要時間

参考として、月曜日の夕方から作業を初めて寝るまでに
同人誌 20冊
技術書 1冊
マンガ 1冊 を
バラすところからスキャンするとこまで終えられました。思ったより時間かからなかった。

感想

  • 思ったよりお金かからなかった
  • 思ったよりつらくなかった
  • 思ったより時間かからなかった
  • ブックオフ通いたい
  • でもなんかバラした本捨てるのもったいなくて本棚は空かない...