猫の手も借したい

暇を極めた時に更新します

MacBook AIr 2020 を購入した話

数万年ぶりの更新です。久々すぎて日本語が書けないかもしれない。

このブログは意図せずめちゃめちゃニッチなことを書いていて、特定の内容で検索するとここくらいしか情報がないみたいなことがあるっぽくそれなりのアクセスを頂いています。趣味がニッチすぎんだよな。
それで自分で検索しても自分のブログが上位にでてきたりしてうーんそれ書いたの私だから知ってんだよな...となることも時々あるんですけど。

ということで全然書いてないのに毎月めっちゃアクセスがあってなんか申し訳ねえみたいな気持ちがあります。(じゃあ更新しろ)

気が向いたら画像を足します。

MacBook Air 2020 を購入した

買いました。ずっと避けてきたMacですが、ついに買ってしまいました。
一応ちゃんとした理由はあります。

Macを購入した理由

大雑把に言うとこれらの理由です。

  • 今後仕事でMacを使うから
  • 新型Airの性能がかなりいいラインで、かついうほど高くないから

私は21卒の学生ですが、ありがたいことに2019年後半くらいの時点で既に就職先を見つけていました。
一応当時は「採用する気は満々だけどほんとにうちでいいのか考えてね」ということで内々定という形で、その後エンジニアとしての業務をしばらく経験してから気持ちが変わらなかったら採用という感じだったので正式に内定を頂いたのは2020年に入ってからです。
ずっとバイトを続けてたIT系の都内のベンチャーで働くことになり、今後社会人としてエンジニア業をやっていく上での責任というのをずっと考えながら生活していました。

これまで私は好んでLinux環境を開発環境に採用してきていて、バイト中でも自分の好みでBYODで持ち込んでいるArchLinuxのマシンで業務をしていました。
ただ正直安定性には欠けていて頻繁にXがフリーズして再起動みたいなことはやってました。その気になればまあ安定させることもできるとは思いますが、
公式サポートあるわけでもないことやLinuxの特性から安定して安定する環環境を維持することはかなり大変です。(安定して安定させるって頭痛が痛い)

この会社では基本的にMacBook Proをを支給しており、当然社内の環境も知見もMacが前提です。
開発環境の選択は自由で、自分の好みを持ち込むことも許されていますが社会人として安定しない環境を持ち込んでそれに振り回されるのはどうなんだというのがありました。
当然んなもん自己責任ですが、仕事をする上ではそれが自己だけの責任で済むかは重要です。

この考えがあって入社後は社内でデファクトであるMacでの開発を行うつもりでいます。
でも入社してから初Macでなんもわかりません!はどうか思うので、プライベートの開発環境をはやめにMacに移行してしまいいろいろ慣れておこうということです。

また、最近でた最新型のMacBook Airは第10世代Core i搭載でRAM 16GBが選択でき、それでいて10万円からと普通に高すぎない値段でApple製品への抵抗が薄れたのがあります。 就活中はメンタル死んでて就職活動以外に金を一切使わなかったので、それなりに金銭に余裕があったんですよね。

MacBook Air 2020を買ってみて

構成

CTOで、次の構成にしました。
最近は開発環境をクラウドGCP)に置く用にしていてそこにsshしているのでそんなにローカルの性能はいらないんですが、まあ盛っちゃうのがオタクのサガだよね。

  • Core i7 4コア (最上位)
  • RAM 16GB
  • SSD 512GB
  • US配列
  • ゴールド

SSD以外は最上位構成です。これで保証込み20万くらい。

Apple製品ってハードウェア性能の割にバカ高くてリンゴマークに何万かかるんだろうなという印象があったんですが、 この構成で20万なら別に言うほど高くはないですよね、結構いいいと思う。

これまで使っていたThinkpad X1 Yoga 3rdが似たような構成で24万くらいだったの思うとだいぶアリです。

とりあえず触ってみて

UI/UXで慣れないというのはありますがだいぶ違和感なく馴染めました。
もともとバイト先でも一切MacBook Proを使わないわけではないので最低限扱えますが、それでもここまスッと入ってくるのはすごいと思う。

私がLinuxユーザなのもあって、同じUnixの文化を持つMacはかなり扱いやすいです。
lsとかの基本コマンドがGNU Coreutilsじゃないのもあって「あのオプションが使えない...」みたいな引っ掛かりはありましたが、 まあCoreutils入れればいいだけの話だよね。

MacBook Airって性能を捨てたモバイルノートってイメージだったんですが、さすが乗ってるプロセッサが優秀で普通に開発マシンとして不満ないです。
まあいうほど軽くもねえなという重量にはなってますが、別に重いともおもわないし。

Dockerなんかはvolumesがバカみたいに遅いとか、そういうストレスはやっぱりありますがうまいことチューニングして付き合っていけそう。 LinuxだとDockerのオーバーヘッドはゼロなので...

今はまあこんな感じのMac特有の知見を収集しつつ細かいところを手探りで試してる状況です。
気に入らないところを調整しようと思ってAppleScriptとかJXAを書いたりしてます。あまりに書きにくすぎるしドキュメントが役に立たなくてキレそうだけど。

それにMac特有でどうにもできないトラブルが出たときもGCPで開発すればいいだけだし、できるだけ今後はこっちに移行していきたいのでとりあえず大きな問題もなし。

今の所セコセコCLIとかターミナルとかを好みになるようにカスタマイズしたり、いい感じのアプリ無いかなあとApp Storeをスクロールしまくったりしています。

まとめ

まだ届いて数日なので全部を知り尽くしたわけではないですが、思ってたよりMacも悪くないなあという感想で落ち着いています。
私が何故Linuxを好きなのかというところは大体Unixの文化として共通だし、なによりLinuxでは動かないような商業ソフトが動くのはすごくありがたい。
また、想像以上に電源管理が優秀でArchLinuxの乗っていたThinkpadより長時間電源レスで作業できるし、OSとしての安定性も十分です。一回なんかクラッシュして電源落ちたけど。 あとはほんとに慣れの部分で使っていくうちに自分のほうがチューニングされそうなので、できるだけ長い時間使っていきたい。いやどのみち日中は常にPCいじってんだけど。

来年から社会人ということで、自分が大好きな会社だし大好きな仕事だし見える世界も広くなるし給料もいいしでとにかく楽しみなんですが、「社会人」という肩書だけがとにかく嫌で嫌で苦しい。社会人になりたくねえな。