猫の手も借したい

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飯テロJazzアルバム「ジャズ麺 ~麺好き専用 極上のジャズ~」がヤバい(ヤバい)

CDアルバムの紹介です。
この商品はJazz14曲のオムニバスアルバム。


収録楽曲は、

1. In The Mood
2. My Favorite Things
3. Moanin'
4. Someday My Prince Will Com
5. Take Five
6. Melodie En Sous-Sol "Palm Beach"
7. The Girl From Ipanema
8. American Patrol
9. Waltz For Debby
10. Take The A Train
11. Stella By Starlight
12. Fly Me To The Moon
13. Moonlight Serenade
14. When You Wish Upon A Star

と、比較的スタンダードなJazzの定番。
ここまでは普通のJazzオムニ。


しかしここからがおかしい。

歌詞カードに各曲それぞれと一緒に食べたいラーメンが細かく書いてある。しかもこの文章がとてもうまい。
一部抜粋すると「朝からラーメン、略して"朝ラー"。スッキリさっぱりの淡麗系がお似合い。」や「麺はもちろん細麺。鯛を練り込んだツミレがまた至福。澄んだスープの黄金色も美しすぎます。」など。

いやJazz関係ねえじゃん、みたいな。
最初こそ大爆笑しながら読みつつ曲をまじめに鑑賞していたんだけども、なんだか書いてあることがもっともなような気がしてきた...
Take The A Trainを聴くとつけ麺が食べたくなるし、Waltz Fir Debbyは王道の醤油ラーメンが食べたくなってくる。もう駄目かもしれない。


という読み手を惹きつける謎の魅力があります。
もうほんとに面白い。歌詞カードだけでも見る価値があります。まあ全曲インストだから歌詞書いてないんだけど。


もちろん演奏の方も素敵です。このCD用にアレンジしたかは知らないけど、New York Jazz Trioが好きになりました。ピアノトリオのいいところを潰さず綺麗に活かしているTake Fiveのアレンジは私の好みドストライクです。

王道な名曲をまとめたJazzアルバムなので、「Jazzはあまり聞かない」「興味はあるけど...」という方、ラーメンのレビューを機会に是非聞いてみてください。きっと「Jazzを聴くとラーメンが食べたくなる体」に調教されてしまうことでしょう。



P.S. 深夜に聴くと空腹で死ぬ。